こんにちは!
最近の自粛期間中、どのようにお過ごしでしょうか。
このような状況では、外出したいけどそんな気持ちにもなれませんね。
そんな中、人々の生活にどんな変化が起こっているのかと色々検索していて面白い発見がありました。
数字を見ながら勝手に想像を膨らませているだけですが・・
コロナ前の2019年の実態から高齢者の食生活について探ってみました。
高齢者は、若い頃から比べるとなんとなく食が減って油っこい食事は控えているような勝手なイメージがありますが実際はどうでしょうね。
資料は総務相の2019年家計調査(単身世帯)をもとに作成しました。
若者~59歳までの年齢層と比較して食費に掛かる金額は年間に6~7万円ほど低くなっていますが、月間では5000円位の減少です。
食費が大きく減ったとは言い難い金額のようにも思えます。

では、精肉分類はどうでしょう。
こちらは精肉全体の購入金額に占める品種別の購入状況です。
若者から59歳までは豚肉が圧倒的に多いのに比べ60歳以上は牛肉の購入が精肉全体の39.06%を占めています。
牛肉にも色々ありますが、あっさりした鶏、豚より多くなっているのは意外でした。
「良い物を少しづつ」という感じなのでしょうか。
そういえば、あの大スター加山雄三さんは朝からステーキを召し上げっているという噂を耳にした事があります。
これらの資料は単身世帯の資料を参考にしていますので、嗜好がそのまま表れていると思われます。
高齢者になると油っぽいものが食べられなくなるという話は耳にしますが、どの世代もそういう方はいらっしゃるわけで、その思い込みは少し違うかもしれません。
お肉や油物を積極的に摂るのは元気に生活していく秘訣なのでしょうか。
若い世代、特に34歳までの外食費は食費全体の53.10%を占めているため材料としての購入金額は少なくて当然です。
ここでは、少し無謀かもしれませんが、外食の焼肉と牛肉の購入費用を合計してそれが食費に対してどれくらいの割合になっているかを出してみました。
上の表のように牛肉関連の購入金額はそれほど大きく差が出ているように思えません。
高齢者は食事の量が少し減ったり、さっぱりしたものを食べる機会が増えたりしただけなのかも知れません。
食事の準備をする時に、お年寄りだからお魚が好きかも知れないと気を利かせ、別メニューを選択していたとしたら、もしかするとそれは余計なお世話だったかも。
揚げ物も好きだし、牛肉も食べたい。
みんなと同じメニューを食べたいと思っているとしたら・・・。
ちょっと、細かくしてあげたり、食べやすい工夫をして同じメニューを食べるのは大切な事かも知れません。
人それぞれ事情が違いますから一概には言えませんが。
父もそうだったのかな・・
高齢者と一緒に生活されている方にとっては周知の事実だったかもしれませんが、
わたしにとっては新しい発見でした。
勝手に想像しながら思いを巡らせるのも楽しいものです。
お付き合い頂きありがとうございまいました。